エレベーター工事



12-30-2013

アトリエのある集合住宅は、年末年始、エレベーターの改修工事。その間、ほとんどエレベーターは稼働しない。
階段をみんなぜいぜいいいながら、あがる。降りてくる人はにこやかに、「お疲れ様」という。あがる人同士、励まし合う。外国人も鼻の穴いっぱいに息をすったりはいたりしながら「オハヨウゴザイマス」とにこやかにいう。こういうとき、人というものは、フレンドリーになり、にこやかになり、息切れの苦しさを共有している。じつに、いいことだ。

東武百貨店池袋店でのリア魂(ガッツだしまくりの作家さんたちとのグループ展)、明日(31日)が最終日です。
よろしければ、おでかけくださいませ。最終日は16時30分までです、お気を付け下さい。

めだかの住む水


12-29-13

9月から11月にむけて次々生まれためだかの稚魚たち、ゆっくりゆっくり成長中。
ネットで調べると、「グリーンウォーターで育てるのがいちばん」とあって、
くみおきのひなた水に数日おきにとりかえていたのを、汚れだけとって、器を洗って
水はそのままにしているうちに、だんだん緑になってきた。
おお、これはもしや、そのグリーンウォーターでは?

生き物、自然のすべてに精通している編集者さんが来たときに、
緑茶のような水と、めだかの成長ぶりを見ていったくれた。

「正面がかわいい」といってくれる。
自分の子がほめられたようにうれしい。
わたしも、めだかの正面の顔が好き。

植物性プランクトンは空気中にもいて、それが水にすみついて増える、などということも教わった。
それが、緑色のもとなのね。

わたしたちが、なにげなくふかふか吸っている空気って、そんないろんなものがまじってるのか。
驚き。

ところで、池袋の東武百貨店池袋店6階美術画廊でやっている「リア魂」展、暮れのお買い物ついでに
たーくさん人がいらっしゃいます。
ありがとう&ありがたい。

いろんな方に見てもらえるのが一番だぁ。
画廊には、午後から、だれかしら作家がいてお出迎えいたします。
あさってまでですが、どうぞ、よろしくおねがいします。
Facebookのリア魂 ページにも いいね! してみてくださいませ〜。

2013年12月26日

ーリア魂 ー
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画廊の前のショーウィンドー。ずらーり。

古い古い仲間、画家の丸山勉氏の呼びかけで、グループ展に
参加することになった。
リアリズム・コンプレックス、略してリア魂 というユニット。
今日は、その初日で、3時間ほど会場にいってきた。
いろんな年代、いろんな作風、いろんなアプローチで
それぞれ熱く制作していることが伝わってくる。
年末にぶらりとお立ち寄りくださーい。
東武百貨店 池袋店 6階美術画廊にて。12月31日まで(31日は16時30分に閉廊ですのでご注意ください)。
美術の月刊誌「アートコレクターズ1月号」に、メンバーの座談会や、作品も掲載されています。
こんな作品だしてます。
madoi_rimakohorikawa
「まどい」8号

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アートコレクターズ1月号と掲載ページ

2013年12月16日

ー手から手へ展 @横浜新聞博物館ー
12-16-2013
こんなふうに広松由希子さんが絵のそばでお話してくれる。

絵本家、広松由希子さんのギャラリートークがあったので、出かけてきた。
日曜日の午後の日本大通駅そばの新聞博物館。
1階には、巨大なオフセット新聞印刷機が展示してあってかっこいい。

広松さんの話は、おだやかで、根がどっしりしていて、ユーモアがあって、ひきこまれる。
30人ほどの聴衆は、会場をゆったり見ながら、広松さんの話に耳を傾ける。

わたしも、自作について、少し話をさせてもらった。
たどたどしく、のろのろと。。。聞いてくださってありがとう。。。

絵本作家の人たちが3.11に寄せる思いをそれぞれに絵にして展示。
海外の作家さん、日本の作家さん、それぞれの思いが伝わってくるし、
その表現はさまざま。

チャリティでもあるので、作品は抽選式で購入可能です。
よろしくお願いします。


2013年12月1日

ー絵を入れる箱につけるシールー
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絵は、「たとう」という布張りの箱にいれて保管するんだけど、中に何の絵がはいっているかわかるように作品名と作家の名前と大きさ(号数)を書いたシールをはりつけることになっている。それは画題シールとかって呼ばれてる。
画材屋でみつけた上等の和紙の画題シール。無地だから、いろいろな色のくみあわさった芯えんぴつでケイ線書いた。
ちょっとずつ色が変化するからこの鉛筆おもしろい。で同じものはできない。完全に一枚だけの画題シールになる。
よく晴れた師走の初日、絵を描くあいまに画題シールをたくさん作った。こんなふう。
縦線の右側は、絵のタイトル、左側はわたしの名前、下の横長のスペースには絵の大きさを書き込む。

2013年11月12日

ーあら、生まれたの?−

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水温がさがると、もうめだかの孵化はのぞめない、とめだか飼育指南ではどこにでも書いてある。
今朝、気温8度くらい?寒かった。でも、わたしはこりずにめだかの鉢をひととおりチェック。
そしたらね、生まれてました。1匹。
あら、そういえばあなた、わたしと誕生日、いっしょね。蠍座のめだか。
そう、今日、わたし誕生日。またさらにおとなのオンナになることができました(年齢だけはね)。
みなさんありがとう。お母さん、がんばってよく産んでくれました。お疲れ様です。生まれたおかげでなんだか楽しいです。

2013年11月2日


ーサフランの花咲きましたー

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霜月にはいったとたん、この冷えだ。そして東京は冷たい雨が降り始めた。
そんななか、昨夜はつぼみだったサフランが咲いた。
初めて見るサフランの花。
まずスケッチしてから、めしべを頂戴つかまつります。
アトリエは乾燥しているから、きっとあっというまに乾いて、よい香料になってくれることでしょう。

2013年10月22日


ーちびめだかさんたちー

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11個の器に分散させました。

めだかの稚魚、次々うまれるけれど、どんどん弱っていってしまう。
原因がわからないけど、とにかく養生させようと、特に弱っている稚魚を一匹、別の器に移した。

ちょうどそこに、友人が「水槽にいっぱいいると死んじゃったりする」と教えてくれたぁっ!しかも「体が白くなってるのは、ストレスかかってる」とも。

わわわ、いっぱい白くなってるのがいるよ、まずいよ、まずい!

あわててアトリエの中のいろんな容器をだしてきて、せっせと稚魚すくいをして、移しまくる。

一生分くらい、すくった気がする。夜店で金魚すくいとか、もう絶対しなくていいくらいすくった。

ところで、別の養生容器にいれておいた一匹、見たら、うっすら茶色になって、しっぽを動かしてる。わ〜お、元気をとりもどしたみたい〜。

とにかく、元気にそだってください、稚魚くんたち。


2013年10月10日


ーアゲハさんたちー

10-10-2013

めだかのことばかり書いて、ナミアゲハの幼虫のことは書かずにきてしまった。てゆーか、ここ、生き物観察コーナーじゃないんだけどね。
アトリエのベランダの植木鉢に、柑橘の種をぽんぽん蒔いていたら、ぼんぼん芽がでて、ちょっとした群落になって、そこにナミアゲハが卵を産みつけた。幼虫になって、むしゃむしゃ葉を食べどんどん成長し。。。そして突然忽然と消える。そばには、鳥の羽がひらり。食べられちゃったのかな、と心配で、残った幼虫2匹をアトリエの中にいれた。それがさなぎになり。。。

絵本の編集者で生き物に詳しい人がたまたま来たときに、このさなぎをどうしたらいいかいろいろ教えてくれた。その教えてもらったことのひとつは、さなぎのまま越冬させること。そうよね、越冬して、春に蝶になればいいのよね、とか思っていて、朝、アトリエにはいるドアを開けた。

ぱたぱたぱた と聞き慣れぬ音が。そして、黒いひらひらが目の前をよぎる。
わ〜、アゲハだぁ〜。

羽化したてのアゲハが、ふわふわぱたぱた飛び回っている。
それも2頭!あら、同時に羽化したの?
羽がぬれたみたいにぴかぴか光っている。

アトリエは、南西向きで、室温がすこぶる高い。
それで、気分よく、羽化できたの?
窓を開けると、さささささ〜っと飛んであっというまに見えなくなった。

あっけない。実にあっというまの別れだった。
あとに残ったのは、抜け殻みっつ。そのうちのひとつは、わたしの抜け殻。
ちょっとさびしくなったな。

2013年10月3日

ー稚魚さんたちー
-Fry-

10-3-2013
  こーゆーふーに見ていると、時間が経つのを忘れてしまいますだ
めだかがめだかがめだかが。。。気になってしかたない。
毎日7〜11匹の稚魚を鉢からすくっては、稚魚用の
水槽(っていっても、花瓶なんだけどね)に移す。
すくうたびに、メモに書いて、いま、34匹。
でも水槽の中のちびめだかを数えようとしても、もうムリだぁ。

めだか飼育の先輩がメッセージをくれた。
これから半年、かわいい盛りがつづくって。成長がうれしい。



2013年9月29日

ー卵さん(めだか)ー

9-29-2013
          お腹に透明な卵をくっつけて泳いでる。

稚魚たち、昨日よりすこし見えやすくなった。
成長してるのねー。
ベランダの本家の鉢のほうを見ると、あら、またお腹に卵が見える!
また生む気になったのね!

卵すごいな、きれいだな。
それに、ものすごく素早く方向転換なんかしても、
がっちりくっついていて、お母さんめだかから離れないのもすごいな。

2013年9月28日


ー稚魚さん(めだか)ー

9-28-2013
めだかの稚魚ってほんとにほこりみたいに小さいです。

3匹いためだかを、もうすこしにぎやかにしたくて5匹にした。
アトリエの中の水槽にずっといたけれど、だんだん、卵を産まないかなぁ、
と気になり始める。

外光と、ホテイアオイ(水草)が揃うと生む、と聞き、とうとうめだか鉢を
導入。
鉢が届くのを待っている間に、友人から小さい水草(名前は知らない)もたくさんもらって、
うひうひ喜んでいた。その友人ちでも、めだか卵うんでるって。

数日前、お腹に卵をつけたまま泳いでいるのが見られた。めだかって、そんなふうな
流儀らしい。
卵を水草に産み付けたら、すぐ引き上げてよそに隔離してあげないと、
卵を食べちゃうと聞いていたから、しょっちゅう水草を引き上げてみる。
でも、水草がたくさんありすぎて、チェックしきれない。

で、今朝、鉢の表面を見ていたら、不思議な動きをする「チリ」が見えた。
よーく見ると、稚魚だぁ。
あわてて、器を出してきて、稚魚すくいをする。

えへ、4匹すくいました。
粉にしたえさをあげてみる。

突然、所帯が大きくなった感。

2013年9月27日

—一年に一度、あるかないかー

9-27-2013

今日の朝刊。
沖縄はここにはいっていないけれど、全国的に
晴れマークの満艦飾。
めったにないことだから、こーゆー日の
こーゆー図は、切り抜いてとっておくことに
している。

急に秋になっちゃって、戸惑いますね。
お風邪などひかれませんように。

2013 年9月18日

—赤ひげー

9-18-2013

ベランダの植木鉢を並べ替えていてボケの鉢の向きを変えたとたん、
顔に鋭い痛みがずずずーっと走る。
ボケの枝は細くても固いからね。
で、出来上がりました、顔半分だけの赤ひげ。
ご丁寧に、ちゃーんとすこし、跳ね上がっている。

2013年9月15日

ー『平安の文様 世々のみけし』ー

9-15-2013

コンピュータを買い替えて、はや2年。そして、いつかはいつかは、と少しずつ作業をすすめてきたホームページのリニューアルを果たした〜。時々のぞいてくださる皆様、勝手がかわってしまってすみません。まだ不備なところがいろいろあるけど、少しずつ手直ししていくつもり。

そして、リニューアルまでたどりついた記念すべき(?)日に、古書店に頼んであってずっと楽しみにしていた本が届いた。絵巻物などの文献をもとに、平安の衣服の文様を図版化してある。その刷りがまたすばらしい。別刷りの紙を、貼付けてある。あまりの刷りのきれいさに、印刷所をチェック。日本写真印刷とある。ここ、京都の印刷屋さん。京都駅で「ニッシャ(会社の略称ね)」と一言いうだけで、タクシーが本社へ連れて行ってくれるそうだ(一緒に仕事をしている編集者さんから聞いた)。世界一の印刷屋さん。すごいね、すごいな、今夜は、はやめに仕事を切り上げて、ゆっくり見るもんね。とにかく、とっても嬉しい日曜日でした。
ところで太平洋側のみなさん、台風に気をつけてくださいね。

2013年9月3日


9-3-2013
雲を切り抜いてちょっとあそび。
ー秋の空ねー
川﨑にスケッチにいった。

高台から都心のほうをみると空がどかーんと大きくて、まっさおで、雲がぷかぷか浮いていて、あら、こんなに暑いのに、空は秋ね。
 
 
栗の実がいがからはじけている。
あけびもいろづく仕度にはいっている。
でも、アブラゼミもぶんぶんとんでいる。
 
いれかわりの季節ね。

2013年8月17日土曜日

ーきつね面煎餅ー
8-17-2013
うひゃ、このおいなりさんのこんこんさんみたいなお煎餅を友人Hちゃんがくれた。
顔と同じくらいの迫力のある大きさ!
蜂蜜と卵のいい匂いがする。
 
顔にあててみようとして、ふと、あ、そうだった、わたし、きつねのお面つけてるみたいな顔だから、つけても、顔がかわらないんだ、と気づく。
 
これどこのお土産だかHちゃんもわからないんだって。
どこから来たきつねさんか知らないけど、おいしくばりっといただきまーす。

2013年8月15日木曜日

  こお  て
ー『凍りの掌』おざわゆきー
8-15-2013
終戦記念日。
毎年、この日は晴れてることが多いように思う。
終戦の日も晴れてたようだし。
 
そんな日に、読みたい『凍りの掌』。作者の父親のシベリア抑留体験を描いた作品。
文化庁メディア部門の賞ももらってる。
 
主人公おざわ(作者の父)も、仲間も、戦争が終わって
日本へ帰れると喜んだものつかのま、乗せられた船が北上(日本と逆方向)に向かい始めたときのショック。
 
シベリヤでの収容所の様子など、ほとんど残されていない資料から、描き起こすのは、ほんとうにたいへんな作業だったろうと思う。
 
絵はかわいらしい。でも、そこで起こるむごい事実が薄まることがない。
 
このコミックを読み終わると、ロシア語をひとつ、確実に覚えることが出来る。「ダモイ(帰国)」。それは強制収容所内の悲願の合い言葉。なんとかダモイできたおざわ、ダモイできなかった多くの人たち、その人たちの戦争は、ずっと続いているのかもしれない。。。
そのことを忘れないでいたい、忘れちゃいけない。

2013年8月11日日曜日

ー超・残暑お見舞い申し上げますー
8-11-2013
車で出かけた。
気温計がみるみるあがっていく。
そして、とうとう、大台に!
うわ、これは記録的だから記録せねば!と、ハザードランプを出し、停車。そして、かしゃり。
よ、よ、よんじゅうど〜。
そのあと、猛烈な雨と雷と稲光。
狂おしい夏じゃ。
それにふさわしい狂った人間でいたい、せめて。(あれ、それでもう充分とかいう声がどこからか聞こえたような。。。)
 
みなさん、熱中症に気をつけてくださいね。

2013年8月12日月曜日

ー極細ですがー
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このところの夕立の前ぶれといったら!
派手な稲光と轟音。
 
アトリエの窓からカメラをかまえる。
光る。かしゃり。
光る。かしゃり。



光る。かしゃり。
全然間に合わない。ただのグレーの空が写るばかり。
これを繰り返して、やっとこんなのが撮れた。

2013年8月2日金曜日

ー夏の到来物・ゴーヤー
8-2-2013
友人宅で育ったゴーヤ、とってもきれいでりっぱで、切り口がみずみずしい。
それにしても、こういう加工はありふれた着想だとは思う。でも、やらずにいられなかった。。。
 
ビタミンCいっぱいの夏の贈り物、感謝していただきまーす。

2013年8月1日木曜日

ーサフランの球根ー
8-1-2013
鮮魚売場でいい白身の魚が手にはいると、煮付けもいい、ごぼうと一緒にね。でもときどきはブイヤベースもいい。
ブイヤベースといえば、サフラン。ひょろひょろのひげ(ほんとは、めしべなんだけどね)が数本で何百円もする。魚よりこのサフランが高い。
 
サフランを育てている人から「球根から始めれば毎年とれる」と教わる。で、さっそく仕入れたサフランの球根。さっき届いた。8月がちょうど植え付けの時期なんだそう。
 
ただ、ふと、今おもったのだが、すでに元本が収穫高をうわまわっている気がする。。。プランターも買っちゃったし。。。 それはさておき、植える前から楽しみ。クロッカスのような花が咲くんだって。

2013年7月31日水曜日

ーなにかのふた?(拾得物)ー
7-31-2013
ちょっとでかけてきた。少し体調悪いけど、そういうときだって、落ちているものはとりあえず拾ってみる。踏まれてつぶれてる。かわいそう。
谷中の横断歩道でみつけた金具。クレヨンしんちゃんの飼ってる犬に似てるね。だから胴体描いてあげた。
 
この金具、なくして困ってる人いるんじゃないかなぁ。でもね、わたしが大事にしますから(大事にするといっても、缶にいれて、ときどき出して眺めるっていうことくらいなんだけどね)。

2013年7月27日土曜日

ー秘密の湖 浜口陽三 池内晶子 福田尚代 三宅砂織 展@ミュゼ浜口陽三ー
7-27-2013
うまく描けない。。。とにかく実物を見てもらわにゃ。。。

東京メトロ水天宮駅徒歩1 分にあるミュゼ浜口陽三。
今日、初めていった。
ヤマサ醤油がやっている浜口陽三のコレクションを紹介する美術館だけど、いま、初の試みとして、現代アート作家の展示をしている。
 
それぞれの作家の独自の世界がきわだつ。
美術館地下のいちばん奥のくらがりに、池内晶子作品が浮かび上がる。
その妖しく、繊細にふるえるような、かすかな、でも、とてもたしかな、内的世界が、赤いシルクの糸で構造を作り上げてる。古い友人だけど、いつも新鮮、人も作品も。
 
中心の空洞の輪に吸い込まれるような、そこからはき出される空気は別物のような、とても魅力的な異世界。
 
福田作品、三宅作品も印象的。
 
とってもおすすめのよい展示!811日まで。

2013年7月19日金曜日

ー痛々しい十円ー
7-19-2013
連日お暑うございます。
でも、用事があるときは出かけなくちゃね。
大きい紙ばさみを持って近所にデータの出力に行く。
帰り、かなり人の多い往来で、鈍く光るこれをみつけた。
うわ、みんな気づかないでそのまま行っちゃうんだ。。。
どうしよう、えい、拾っちゃえ、とその判断までコンマ5 秒。われながら、即断である。それにしても痛々しい。傷だらけで、ざらざらだ。それでも、十円だ。
役にたつものを拾ってしまうと、なんとなく居心地が悪い。バツも悪い。墨汁の防腐剤かわりに使おうかな(銅イオンってそういう効果があるでしょう?)。

2013年7月13日土曜日

ーレオ・レオニ展ー

7-13-2013
世界で二番目に有名なねずみ「フレデリック」を生んだ絵本作家レオ・レオニ(一番はミッキーマウスかな、と思う)。
 
その絵本の原画だけでなく、あらゆる表現の仕事にスポットをあてた展覧会。
こどもが見ることを意識して、絵本の原画はが全体に低く展示してあるのも、いいね。
 
もちろん絵本の原画はすばらしい。でも、油絵や、
鉛筆デッサン、版画、立体作品を見るのは初めてのものばかりだし、その表現の幅の広さとすてきさにうっとり。
「平行植物」のシリーズ、「仮面」のシリーズは必見。
ニューヨークのタイムライフ社でグラフィック・デザイナーだったころの仕事も見たかったな。
 
会場で自由に絵本を手にとって見られるし、スイミーの大型映像の楽しいアトラクションもある。
 
渋谷のBunkamura ザ ミュージアムでやってる。84日まで。

2013年7月11日木曜日

ー飲むとふくらむんですね、アリさんー

7-11-2013
図鑑でみても、なんていうアリかよくわからない。
でも群れでいると、全体がぼやーっとセピア色に見えるので、
セピアちゃん、とよんでいる。

まるで小学生の夏休みの絵日記だが、暑中見舞いがわりに読んでいただきたいな。
 
ちょっとアリをじっくり見たくて、アクリルケースにはいってもらって、数日間、観察とスケッチをした。
 
数日お世話になるお礼に、水と砂糖をあげる。
 
「水だ!」とか「うわ、砂糖!」とか喜んでくれてるように見える。
 
 しばらくして、ルーペでのぞくと、あれ?こんな形のアリいたっけ?種類が違うのも間違えて連れて来ちゃったかな、と思う。さっきまで、すっとしていたおしりがぽこぽこして、ひもをまいたハムみたいになってるんだもん。
このコたち、砂糖と水でおしりがふくらんだんだ。
 
ムシでも植物でも星でも何でも詳しい方が「自分のために飲んでるんじゃなくて、巣に持ち帰るために
ふくらんでるんだと思う」と教えてくれて、じーんときた。仲間のためなんだね。

2013年6月23日日曜日

ークイズです。高いところになってる実をどう撮影する?ー
6-24-2013
使うのは、国産などよくでまわっているものがいいようです。
オランダ製のは、つくりがぜんぜんちがってましたので。。。


木の高いところにあんずがなっている。それを動画撮影したい。でもできない。だって、高すぎるんだもん。

 
でも、それを達成した人がいる。
友人が、その撮影動画をくれたのだ。
 
「これ、どうやって撮ったの?」
「ねこの首にカメラをつけて、撮らせたの」とかいって、なかなか教えてくれない。
でも最後には教えてくれた。びっくりな方法。
さてどれでしょう?
 
①長い傘を使う
②おりたたみの傘を使う
③ステッキを使う
 
 
 
 
へへへ、答えは、②の「折りたたみ傘を使う」。
傘の先端部分をはずすとねじが現れる。そこと、デジカメの三脚用ビス穴をあわせて合体させることができるのだ。やおら高所撮影に意欲的になる
午後であった。。。

A
ちゃん、ありがとう!

2013年6月6日木曜日

ーめーちゃん、だーちゃん、かーちゃん②ー
6-6-2013
           ひれのカタチがちがうんですって

1
週間前に飼い始めた3匹のめだか、はっきり個性がわかってきて、見分けがつくようになった。体が大きく、積極的で気の強い子を「だーちゃん」とした。
だーちゃんが、体の小さいめーちゃんをつつきまわるので、めーちゃんは、逃げてばかりいる。すごく心配で
再び店を訪れる。
「めだかはテリトリー意識があって、それで攻撃するのかも、もう少し数を増やして、攻撃対象を分散させたら」といわれ、2匹増やすことにした。
 
おすめすの見分け方も教わった。
帰ってきてみたら、あら、だーちゃんとかーちゃんは、めす。いじめられてためーちゃんは、おす。。。
 
だーちゃんは、女帝キャラだったのね。。。
 
5
匹になっためだかたち。今度は仲良くやってくれるかな。
(めだかの話がとうぶん、続くかもしれない。。。)
 

2013年6月12日水曜日

ー山田瑞子展ー
6-12-2013
銅・金・銀を自在にふくらませることができる造形作家、山田瑞子さん。「ふくらませる」っていうのは、単純にわたしがそう「感じた」ままをいったのであって、厳密にいうと鍛金(たんきん)とか、彫金という技法で金属の板を鎚でたたいたり、溶接したり。切ってろうづけしたりする。
 
「意味のないものを作っていると、うれしくなる」という彼女の言葉は、しみじみいいアーティストだなぁ、と感じさせてくれる。それってアートの真髄だもんね。
 
壁に、ひょいっと くっついているおもしろい形。
ハンドルがついた不思議な形。
 
どこまで膨張させてくれられそうか、今度またお会いしたときに、きいてみようっと。
 
他に酒器、ポット、アクセサリーなどもりだくさんな展示。
銀座で17日まで。ギャラリーおかりや最終日は17:00まで。

不思議な鍛金作品を彼女がバッグ風に持って見せてくれましたおもしれー。

2013年6月11日火曜日

ーめだかの話題③ー
6-11-2013
めだかくんたちは、ちょっと小さい花瓶に引っ越すことを
余儀なくされ、それでも元気に泳いでいます。

朝、水をかえるときに、水槽がわりの花入れをごしごしきれいに洗った。
うんうん、清潔第一よね。
 
で、ちょっと取材に出かけた。
4
時間くらいして戻ってきたら、うわわわ、
花入れに盛大にひびがはいって、水が3分の 1の量になっている!
 
ふだんののろまを捨てて、盛大に働く。小さい花いれにまず、めだかを移して、濡れたとこをせっせと拭く。が、しかし、あーあ、花入れの置いてある台の下においてあった紙類はびしょびしょ。。。
 
うねうねうねる紙を量産してしまった。。。。
 
花入れは、わたしのごしごしパワーに耐えられなくて、ひびがはいったのかしら。これからは強力を自慢といたそう

2013年6月7日金曜日

ーアントニオ・ロペス展ー
6-7-2013
いってきました。
1936
年、スペインのシウダー県トメリョフ生まれ。
トメリョフ、どこだろう、なんだか、すてきそうだ。
 
作品はね、文句なしにすばらしいです。
静かで、「うまいだけじゃない」そのうまさがすごいの。
 
いい絵がたくさんあった。彫刻もいい。わたしは「見上げるマリア」というブロンズ彫刻に、釘付けになった。小さい女の子。
おすすめです。渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで616日まで。

2013年5月29日水曜日

ーめーちゃん、だーちゃん、かーちゃんー
3-29-2013
丸い花瓶は、屈折がへんでよくみえない。めだかたちも、
そうかもね。で、四角い花瓶に移しました。水草も一緒です。

ずっと考えていた「何を飼おうか」という問題。
 
近所に水生生物と水草の店があって、そこを通ったら、水盤のなかを元気に泳ぐめだかが目にはいった。
 
もしかして、これじゃない?わたしの「飼いたい&飼える」生き物。
 
何日か考えて、とうとう店に行った。
 
「最初は、3 びきから始めたらどうですか?」といわれ、その「最初は」の一言にうっとり。だって、もっと先がある感じがするもんね。
 
小さいのが一匹いる。そのこが、めーちゃん。
他の二匹が、だーちゃん、かーちゃん(区別がつかない)。
 

2013年5月27日月曜日

ー頭とネコー
5-27-2013
いたずら好きの美容師さんが置いたような気が。。。
でも、夜中とかに見たら、もう完全に恐怖でおかしくなってしまいそうよ。。。
アトリエから歩いて15分ほどのところに、歩道が国道の下をくぐっている場所があって、そのトンネル手前にへんなあきスペースがある。そこは、なんだかもうめちゃくちゃに物が散乱してしてる。でも、そんなとこになんだか、すっくとネコが座っていた。
「わー、ネコだー、はろー」とか思って近づいていったら、ぎょっ! ネコのそばで人間の生首がこちらを向いている。
「きゃーきゃー、なんてものを見てしまったんだ!」と思ってさらにじっと見たら、人形の首だった。。。だよねだよね、生首なわけないよね。。。美容師さんが、練習用に使う首じゃないかな。。。
それにしても、やたらとこわい。あーいうとこに放置しないでくれ。でも、ネコが堂々と首のそばにいて動じないのが、なんだかすごく頼もしかった午後なのであーる。
 
 
 
 
 
ところで、おしらせです。
東京都練馬区にあるちひろ美術館・東京で、
手から手へ 展 開催中です(84日まで。このあと、巡回展もあります。HP をチェックして!)。
お近くの方、そしてそうでない方もぜひ足をはこんでください。わたしは刺繍の作品を出してます。
 
初日にいってみたら、とてもすてきな展示でした。作品は、申し込み制でくじびき制ですが、購入できます(わたしも欲しい作品がありまーす。受付で声をかけてください)。それは全額、東北で被災したこどもたちのために使われます。かつての省エネムードが、まさかまさかのことながら、うすれつつある東京ですので、この展覧会を機にちょっと思い出してくださいね。
 

2013年5月6日月曜日

ーからすのえんどうー
5-6-2013
種が熟すとさやが黒くなる。だから「からす」のえんどうなのね、きっと。
世の中が休みだと、わたしも散歩したり、いつもに増してちょっと楽しい。
 
つつじの植え込みのなかに、にょきにょきからすのえんどうがのびている。写真撮ったりしているうちに、ふと、つつじの植え込みなんだから、ここでのえんどう君は、じゃまものなのでは?と勝手に判断して、「わたしんちにこない?」とばかり引っこ抜いてみた。
 
これって、迷惑条例とかに抵触する?それとも、都内美化に協力したのか?
 
わからないまま、アトリエにもどってスケッチ開始。
 

2013年5月2日木曜日

ー国宝「鳥獣戯画絵巻」のすごさってー
5-2-2013
ミニチュアのレプリカ絵巻を持ってる。買ったのは1999年。ときどき出して眺めたり、ちょっと真似て描いてみたりするけど、ほんとに、すごいんだ。うまいとか、そういうのを超えてる。うさぎとかえるが同じ大きさで描かれてるのに、ぜんぜん変じゃない。それって不思議でしょう?
 
気温の低い5月の始まり。
衣替えをしあぐねちゃう。
みなさまよいゴールデンウィークをおすごしくださいませ〜。
 

2013年4月26日金曜日

ー悩める人体モジュールー
4-26-2013
いつもいつも、間がぬける自分である。
このところ、春の陽気に誘われて、間の抜け方、どじの頻度があがっている。
こわす、ひっくりかえす、こぼす。。。ああああああ。ただ天を仰ぐ。。。
人体モジュールは、そんなわたしの代弁者でもある。ステッドラー社のこのモジュール君は175cmの長身さんをモデルとしている。 彼にしてみれば、「なぜこんなポーズさせられるのじゃ?ちゃんとした使い道で使ってくれ」の「あああああ」なんだろうけれど。
本来、彼は、建築や内装のデザインのための、人体比をみるために存在するのであーる。

2013年4月25日木曜日

ー日本橋会2013 グループ展のおしらせー
4-25-2013psd
11日からはじまります。
絵はまだせっせと描いています。
額屋さんにはサイズはお知らせしてあるので、同時進行で作っていてくれてるはず。
なので私は、ひたすら絵の仕上げにむかってGO
 
日本橋のコレドから23分のところです。
オンワードギャラリー日本橋。
広々してきれいなギャラリーですよん。
いろんな画家さんの絵もがっつり見られます☆
 

2013年4月23日火曜日

ーつけまつげー
4-23-2013
山手線のなか。
若い女性が折りたたみ式の鏡を広げて、メイクする光景は
もう日常のことになったな。賛否両論いろいろあっても、定着しちゃったんだから、もうあたりまえのこと。
 
のりをまぶたにつけて、つけまつげをそーっとはりつけて、ちょっとおさえて、まぶたをぱちぱちして鏡で確認したら、はい、できあがり。とっても上手につきました。
 
水色のシャドーも映えてましたー。

作業が終わればたちまち熟睡。すばらしい切り替え。

2013年4月20日金曜日

ー背中に日の丸ー
4-20-12
 
棚の上の壺をとるのに若干の失敗をした。
踏み台の場所を確認しないで、上げてた片足を踏み台があるだろうと思える場所におろしてみた。でも、そこには、踏み台はなかった。
大気中に足をおろせば、こうなることは、わかっている。
見たら、背中が、丸く赤く傷になっていた。
でも、あんまり痛くない。受け身がうまかったらしい(負け惜しみ?)。
 
 
 


2013年4月18日木曜日

ーあら、みてたのねー
4-18-2013
 
あーでもない、こーでもない、うーむ、ふーむ、どうしたら?ああしらた?どうやったら?どういったら?
 
ちょっとこんがらがった考え事(アホの考え休むに似たりレベル)をしていて、すたすた図書館に向かって歩いていた。
 
そしたら、うしろから名前を呼ばれた。
振り返ると、親しい友人がにこにこしている。
 
「わたし、コワイ顔してた?」
「うん、厳しい顔した人だなぁとおもったら、
あなただったのよ」といわれ。。。
 
 
へへへ。
にこやかにすごしましょーねー。
 

2013年4月16日火曜日

ー奥野美果展 内側から見えるもの 外側から見えるもの

4-16-2013
作品は透明で力強い魅力をたたえております。

ガラス作家の奥野美果展にいってきた。
普通の空間を透明感のあふれる異世界に変えるすごい作品を作る作家。作家本人は、にこやかなすこやかなお人柄。
大きな窓からはいる光が作品を通ってきれいな影を床に
映し出す。光のきれいな  いい時間に行ってよかったな。
京王線仙川駅から徒歩5分ほどのところ。429日まで。
プラザ・ギャラリー。

2013年4月11日木曜日

ー荷花的早市ーの漢字が出てこなかったです)
4-11-2013
中もお目にかけたいですけど。。。
大道あやの『こえどまつり』を思い出させてもくれる絵です。
神保町の画材屋文房堂に行く。でも目当てのものが見つからなかった。帰り道のすずらん通りを歩いていて、 中国の本の専門店 内山書店のウィンドウにこの本がディスプレイされていた。店にはいって、ぱらぱらっと見ると、「おお!これは現代の清明上河図ではないか!」とこころのなかで叫ぶ。本にはけちけちしちゃいけないんだよ、とレジへ。でもさ、ぜんぜん意味がわからないんだよね、漢字だって、知らない漢字だらけだし。。。でもいいんだ、楽しいもん。
帰りに、中にはさまっていたしおりをみてそこに「中日同時出版」とある。あら、日本でもでてたのね。知らなかった。。。本のサイトで調べたら、出てきましたよ、邦題は『ヤンヤンいちばへいく』ポプラ社。
 
し か も ですよ、わたしが買ったより700円安い。
そ れ に ですよ、日本語だから、わかるんです。
 
でも、いいんだ、これで中国の空気を味わうもんね。
 

2013年4月10日水曜日

ー折りたたみ踏み台ー
4-10-2013
 
昨日につづき、取材の話ね。
温室でコーヒーノキが上のほうで花を咲かせている。
コーヒーの花って、コーヒーの香りするのかな(まさかね)?
知りたい嗅ぎたい、でも背が届かない。
あきらめて帰ってきた。
帰ってから、近所の店で折りたたみ式の踏み台みつけた。
ワンタッチで組み立てられるし150kgまでOK(力士だって大丈夫ね!)!
これがあれば、取材はカンペキよ!
必携の品が増える度に忘れ物が発生するリスクが高まるのはしかたないとして。。。
コーヒーの花って、白いんですよ〜

2013年4月9日火曜日

ーうっかりだらけの人生さー
4-9-2013
 
天気がいいし、取材。
予定のものをスケッチして、クルマのハッチに荷物を
全部いれ、ぱたんとしめる。
そこで、はじめて「あれ?全部は、いれちゃいけなかったんじゃない?」
そうだ、キーもいれちゃったんだよ、わたしは。
 
帽子も、まだ食べてないお弁当も財布も、ぜーんぶ
クルマの中だもんね。 でもポケットにスマフォがはいっていた。それが救いね。
 
そこからJAF のロードサービスに電話。
待つ間、ぼんやり空を見たりした。
ちょうちょがいっぱいだな、とおもったら、さくらの
花びらが風にのって飛んでたんだ。
 
時間をもったいない使い方したけど、まあ、
いいか、どうせ、わたしのやることだもん。
 
今日の標語。注意1秒、JAFがくるまで1 時間。

2013年4月2日火曜日

ー水たまりのくまもんー
4-2-1-2013

 
東京は4月とは思えない冷たい雨。
マフラーを巻いて、出かける。
水たまりに小さい黒いかげ。
近づいてみると、小さいぬいぐるみが
つっぷしている。拾ってこちらを向けると、
あら、くまもん。
びしょぬれだ、かわいそう。
持って歩いているうちに、じょじょに
乾いてきたので、ポケットに。
4-2-2-2013
すいかを持ってる。
下はその実際の画像。今日は他にも、マスコットを

拾った(画像左のくま)。
 

2013年3月21日木曜日

ー八重さんにメイクをー
3-21-2013
駅で新島八重展の大きなポスターを見た。電車がくるまでしげしげ眺める。
現代の目で見ると、八重さんは正装してるのにメイクは控えめな気がする。
なので、こんなメイクはいかが?とごく控えめなメイクをしてみた。新島八重ファンの方に気に入ってもらえるかな、それとも叱られちゃうかな。
  アイライン
  アイシャドー
  アイラッシュ
  リップグロス
  チーク
  マスカラ(ビューラー使いました)
       以上です(他はしてません)

2013年3月20日水曜日


3-19-201313組のちいさなまいにちー
掲載誌より。
毎日新聞の関西版の「読んであげて」のコーナー、3 月の市川宣子さんのお話に挿絵を描かせてもらっている。3月って、春のおとずれの華やぎとはうらはらのちょっぴり寂しい別れの季節。その感じが伝わってくるお話。
 
毎日jpでも見られるはずなんだけど、あれ、検索してもうまく出てこないな。。。
 

2013年3月15日金曜日

ーなんかちがうんだよなぁ、緑茶ー
3-15-2013
 
苦手なことはいろいろあるが、その中の筆頭は、緑茶を淹れること。
自分としては、かなりいいお茶っ葉を仕入れてきて、湯を沸かして、少しさまして、急須だって常滑みたいな茶色いかわいい急須使って、1分半待って、湯飲みに注ぐ。
 
これでおいしくないわけないでしょう?ココロをこめて淹れたわたしの緑茶、飲んでみる。し か し 、なんか、苦かったり、ぬるすぎたり、味がしなかったり、濃すぎて昆布みたいな味になったり。
 
同じ茶葉でなんでこう、毎日ちがうわけ?
温度計まで出してきてお湯の温度をはかったりしたけど、そうやってもたもたしているうちに、お湯の温度はみるみる下がり、またしても大失敗。
 
ところで、新聞を読んで知ったんだけど、若い女性の中に「お茶って、自分で作れるんですか?」という人がいるらしい。「淹れる」じゃなくて「作る」っていうんだって。驚く。
急須の存在も知らないんだって。
 
そういう人たちこそ、わたしの悩みをわかちあってくれそうな気がする今日このごろである。
 


今日も玉砕(玉露じゃないよ)の緑茶でございました。

2013年2月27日水曜日

ームシを防虫ー
2-27-2013
 
大学時代の恩師が、
「むし、好き?」とおっしゃる。
「はい、好きです」といったら、
 小さな箱をくださった。
中には、タマムシがはいっている(もうお亡くなりに
なっている)。
実物を見るのはじめてだったので、そのきれいさに感激する。
玉虫厨子のなかにまだ羽が残っているくらいだから、何千年もずっときれいなままでいるんだ。すごいね。
 
でも保存のしかたがわからなくて、志賀昆虫に電話した。
「防虫剤と一緒に箱にいれて、自然乾燥させるのがいちばん」と教わる。
ムシに防虫剤って、なんだか不思議だったけど、ムシの死骸にはそれ専門のムシがつくらしいんだ。
 
タマムシくん、大事にします。
 
洋服用の防虫剤のうえにのせました。

2013年2月26日火曜日

ー昔ながらの方法でー
2-26-2013
 
タブローを描くため、板に石膏の下地を作り、それを鉄の板で研ぎ出す。
ものすごく力のいる根気仕事だけど、それを今日やった。
研ぐと、細かい石膏のくずがたくさん舞い上がってアトリエ中が真っ白になってしまうから、こまめにとって袋にいれる。
 
それでも、終わると作業机の上はまっしろ。これって、水拭きしてもただまっしろな面積が広がるだけなんだよなぁ、と思案。
 
ふと、掃除機がない時代の畳の掃除の仕方を思い出した。
出がらしのお茶っぱをまいて、ほこりを吸わせて、
ほうきで掃き集めるというの。
 
あるもんね、お茶っぱ。急須からぱらぱら撒いて、
小さいほうきでさっさっさ。
 やりました!きれいになりました!

石膏の粉は掃除機でも吸いきれないし、吸ったとしても、あとのフィルターの掃除もたいへんなの。

2013年2月25日月曜日

ー『奇跡のリンゴ』ー
2-25-2013
 
ずいぶん前に話題になりまくっていた本だ。
文庫にもなっているこの本、やっと読んだ。
サクセスストーリーだとわかっているのに、
9
年間、りんごはおろか、花も咲かない、葉がほとんど落ちてしまう800本のりんごの木を世話している主人公、木村秋則さん、はらはらしながら読んだよー。
そして、いろんな苦しみを経て、とうとうりんごの白い花が全部の木に咲いたところでは、泣いてしまった(そこにいたるまでの苦難の時代のエピソードがまた実にすばらしいの)。
 
無農薬、無肥料で、おいしいりんごが作れるって、だれにも意味がわからないと思う、少なくともこの本を読むまでは。
 
そして、木村さんのりんごを食べてみたい、と思うのも、自然ね。
幻冬舎刊。
 
 
りんごの木に集まるムシたちの習性についての木村氏の観察なども、ほんとに楽しい。 
 
 
 

2013年2月24日日曜日

ーさむい春ですねー
2-24-2013
 
住宅街のよそのお宅のお庭の木を見るの、好き。
みなさん思い思いの木を庭に植えてる。
それを見るのが楽しい。
今日、近所を歩いて、いろんな木がつぼみのしたくを
整えているのをあちこちに見つけた。
 
さくらだって、もうつぼみのしたくがすっかりはじまっていて、枝が全体に紫色がかって見える。
 
それにしても、北風の冷たい凍るような日曜日だった。開花はまだもうすこし先ね。
 
風邪ひいている人がたくさん。みなさんお大事にしてくださいね。
 
 

2013年2月23日土曜日

ー見事な格納ー
2-23-2013
 
通り慣れている図書館への道。
でも、今日はふだん閉まっている戸が開いていて、
80
代くらいの男性が車庫入れをしている。
運転席側をぎりぎりに壁にくっつけるようにして、
車庫入れして、助手席側から、軽々と出てきた。
そして、戸をきれいに閉めて、いつもの光景に戻しちゃったのであーる。
 


身のこなしの軽い御仁だったな。

2013年2月21日木曜日

ーパンの香りー
2-21-2013
銀座線に乗った。
斜め向こうに座っている男性が、麻の袋からバゲットを取り出した。先端部分が少し減っている。
食べるのかな?と見ていたら、ずーっとにおいを嗅いでいる。ははーん、パンの勉強してる人なんだな、と思う。
でも、すごく楽しそうにひたすら嗅いでいる。
どうやら、パンの勉強ではなさそうだ。
単純に切り口の香りを楽しんでいるようだった。
 
その真剣な嗅ぎっぷりを凝視する楽しさといったら!
 
お兄さん、不可解で退屈しない時間をありがとう!
 

2013年2月19日火曜日


                                     
- 糸のデッサン- かぜのころも
ー糸のデッサンー
 
 kazenokoromo
刺繍の途中、ふと、「さしかけって、そのときしか見られないんだよね」と思って、写真に撮った。
そしたら、経過を並べてみたくなった。最後にアイロンかけて、裏打ちしてぴんとさせて、マット(うすいピンク色にした)を切ってもらって、額にいれた。
これはサポサポ・プロジェクトvol.8に出す予定。東日本大震災の復興をサポートする人たちを、後方援護すべく集まった芸大のOB100人のチャリティの展覧会。そして、この回からは、現役芸大生(工芸科)も加わっての大所帯になる模様。
 
☆お出かけ下さい☆
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8日〜10日東京渋谷区の代官山ヒルサイドテラスE棟ロビー です。
詳細は、このサポサポ・ブログで近々紹介されます(活動内容もここで紹介されています)

2013年2月2日土曜日


m&m’s peanutをー
2-2-2013

おやつにピーナッツいりのm&m’sを食べようとして、ふと、きれいでかわいいなあ、と思う。どこでも簡単に手に入るものだけどね。
おやつと遊びはセットだから、こんな絵をつけて、
カメラでかしゃり。

2013年1月14日月曜日


ーゆきうさぎー
20130114_123907

関東はすごい雪が降っている。
雪が降ると、いつもはにぎやかな街も静かになる。
しーんとしていて、ときどきからすが鳴くのが聞こえるくらい。
ベランダにどんどん積もるので、ゆきうさぎを作った。目はぶどう(甲斐路)。白うさぎはやっぱり赤い目じゃなくちゃ、かな?と。

2013年1月8日金曜日


ー広告ビフォア・アフターー
beforemansionprafter

新聞の折り込みの中にはいってくる新築マンションの折り込み広告、うっとり眺める。眺めた後は、遊ぶ。材料は、修正液ペンと、黒いサインペン。
 

2013年1月2日水曜日


ー書き初め 改め 描き初めー
1-2-2013
今日は、菅原公、お地蔵さん、大黒さんを描いた。
プリントアウトして、受験のお守りにどうぞ(冗談です)。
受験生さんたち、風邪に気をつけて実力発揮してね!

本年もよろしくお願いいたします。
さあ、今年もいつも通り、始めましょう、と普通に仕事をしているけれど、やっぱり、これはやらなくちゃね、かきぞめ。いつもは、中国の古筆を臨書するけれど、今年は、趣向をかえて、「大津絵」の模写をした。墨と岩彩。
大津絵、って、琵琶湖のほとりのみやげもの絵で、その素朴さ、大胆さ、ユーモラスさがすばらしい。
本物の大津絵が見たくなったら日本民芸館へどうぞ。
3
枚描いたらくたびれて、今日は、描かなかったけれど「鬼の行水」なんて、最高。