2009年8月21日

ー『ロートレックの料理法』ー
8-21-09
 
料理の本って、いろいろあるけれど、これ、究極の料理本だなぁ、と今日も取り出してきて見る、この本。『ロートレックの料理法』美術公論社。
 
ベル・エポックの画家、ロートレックは、美食家で、すぐれた(たぶん)料理人でもあったらしい。ブイヤベース 英仏海峡風、とか、牛肉のポトフーなどは、レシピを読んで想像するといいにおいがしてくる気がする。でも、ネズミイルカの切り身の蒸し煮(ネズミイルカを銛でとってくるとある)、とか、ツグミ ネズの実入り焼き、とか、まず材料が手にはいらなさそうな、そして、どんな味か想像がつかない料理まで、プロフェッショナルを感じさせる幅広さ。
 
この中では、タンポポのサラダ、カタロニア風サラダ(じゃがいも、栗、ビーツ、クルミ、バナナなどをマヨネーズであわせる)は、作れそう。
      
昔の料理らしいところは、ひたすら、バターをたくさん使うところ。カロリー、高そう。。。