耳なし芳一ボックス


 
1-21-09
 

正月には、毎年、書き初めをする。
 
で、半紙に書いた、その習字、今年は、使い道をみつけた。
弁当のはいっていた竹かごを捨てられずにとってあったのを取り出して、糊で習字をはりつけたのだ。
 
さて、出来上がったのは、文字だらけの箱だ。
 
文字だらけといえば、耳なし芳一だ。
体中に経文を書いて、化け物から身を守ったはずが、耳だけ、経文を書き忘れて、化け物に耳を持っていかれる芳一という小僧さんの話。
 
それで、文字だらけのこの箱は、耳なし芳一ボックス、という名前になったわけ。
 
 


今年の習字は、明の時代の文徴明という人のを手本に、書いた。