絵と言葉のチカラ展

41歳という若さで亡くなった実業家河合伸子さんの遺志を受け創設されたNOBUKO基金。そのアート事業での、公募展、絵と言葉のチカラ展。出すって決めてしまって、まわりの人に言ってしまったけど、何描いたらいいかわからなくてもんもん悩んだ。悩み果てて、あるとき、みんなに聞いてもらいたいかも?な物語があるのを思い出した。子どもの頃から何度も聞いてきた父の話です。制作中、88歳の父に何度か絵を見てもらい、考証してもらうー学帽のつくり、街並み、広場の砂利、着るものなど。指摘してもらうたびに、父が生きているうちに、絵にすることができて、よかったと思いました。その2点の絵とそこにつけた文章でグランプリをいただき、父に賞がもらえたよ、と言ったら、電話の向こうでうひうひ喜んでました。「いやだったことが役に立つなんて、ぼく嬉しい」って。

受賞作品がここでみられます。*上野松坂屋で入選作品展もあります。

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