金継ぎ

3-24-2015
本をテーマにしたオブジェを制作しております。
個展にむけて、作っている立体の本焼きの第1弾が終わった。磁器土というのは、本焼きの際、意外なところに亀裂ができたりする。それを漆と金の粉でととのえる。それを「金継ぎ」という。それが新しい装飾になる(陶芸の世界ではそれを「景色」といって、とてもポジティブにとらえているところがいい)。ひたすらそういう作業をする。ていねいに漆をひいて、そこに金粉をはたく。乾いてから磨く。すると、しぶく光る。ふふふ。がんばります。